パニック障害 完治【⛰夏の上高地 千畳敷カール⛰】

  夏の上高地 千畳敷カールの旅






診療内科への通院は二週間に一度一回たりと怠らない。

先生との会話もいつもの通り。「電車には乗れていますね?睡眠はしっかりととってくだい」。電車にも睡眠も十分にとっている。断酒をして八か月。発作の頻度の断然減っている。

春先から企画していた「夏旅」の最終確認。今回は上高地と駒ヶ岳の千畳敷カールへの旅。上高地は高校時代に一回、千畳敷カールは前々から行ってみたかった憧れの場所だ。

お盆休みそのときはやって来た。上高地へは途中までは車で行けるが自然保護により自家用車乗り入れの規制が掛かっている。バスに乗り換え30分ほど大正池前で降りた。天候にも恵まれ神秘的な世界が顔を出す。そこから木で作られた道を河童橋方面へと徒歩で向かう。1時間の徒歩散策だ。

歩いている途中、息切れなのか小発作なのか体に異変があったが歩いているうちに収まっていた。広大な山がそびえている。水は雪解け水で冷たく透明。こんなにきれいな川があるのかというぐらい水の透明さは日本一といっても過言ではない。 途中の弁当販売で昼食休憩。"旨い"としか言葉が出てこなかった。

しばらくして河童橋、夏休みも手伝って人込みの中での河童橋を渡る。大自然が自分を包み込む、病気のことはすっかり忘れ新鮮な気持ちだ。大きく息を吸い込む。

「自分は生きている、やっとここまで快復できた」。その余韻にしたっていた。滞在3時間。思う存分上高地の自然と戯れた。悔いはない。
その日の夜はヒュッテに宿泊。温泉付きの家庭的な宿だ。曇り空であったため星は数個しか見えなかったが、それでも満足な夜。料理は地場のものを中心にいただいた。

自分はチーズが苦手。幼い頃に口にした途端、臭みで吐き出していらい50歳になるまで一度も食べていない。牛乳、ヨーグルトなどの乳製品は大好きなのにどうしてもチーズだけは受け付けなかった。無理を言ってチーズ料理以外のものを出してもらう。どれも美味しかった。





【千畳敷カールへ】
二日目はいよいよ憧れの千畳敷カールに見参する。

車で一時間走ったところでロープウェイへの乗り込み。そこからしばらく歩いたところに千畳敷というだけあって山肌に畳上の岩肌がこちらにそそり立つ「中央アルプス県立公園宝剣岳」。

329CE3A5-6F74-4E87-A16D-BF69918CDE00.jpeg

千畳敷カール たかが数分のロープウェイだって病気を背負っていた時は恐怖心で乗ることはできなかった。今は躊躇なく乗り込める。山肌を歩く。こんな自然に触れられるなど思ってもいなかった。病気を改善しようと思わなかったらここの場所に立つことはできなかっただろう。「 感無量」その言葉しか出てこない。

倒れてから飛び込んだ心療内科。先生との出会い、良き仲間との出会い。すべてが自分を支えてくれている。普段は組織のトップとして緊張感のなかにいるが今はただの50歳の男。

病気が教えてくれたもの、挑戦というシナリオ。

やってみることに価値がある。心底に生きていることが感慨深い。





————————————————————
ブログ村への応援をよろしくお願いします。
↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ





























この記事へのコメント